便利屋の作業依頼で、今設置している、お部屋のエアコンを違う、お部屋へ移設して欲しいと言うご要望が入ってきました。
簡単そうですが、意外にこれは、難しく現場状況の確認と、作業の段取りが重要になります。
下見 見積もり時点で確認するポイントをシェアしますので参考にして下さい。
1、エアコンを設置して年数が、5年以上経っていない事
年数が経っていると、エアコン銅管に、くせが付いていて外すときに銅管が折れやすい。
2、エアコン製造年が10年未満の物か
本体の経年劣化で、脱着時の衝撃時、本体が破損や故障の原因となるリスクが高くなります。
3、エアコンを外した箇所の室内壁クロスの状況確認
エアコンを外した後、壁紙クロスが有るか、ビス穴は、どう処理するのか確認
4、エアコンの配管が入っていた穴は、どのように閉じるのか(粘土・蓋 費用など)
本体を外すと、配管が通っていた穴が空いたままになりますので、それを閉じる必要が有ります。
5、新規取付、箇所の面にエアコン配管を通す穴が開いているか確認
空いてなければ、穴を開ける作業が必要になります。
6、エアコン室外機の設置場所 確認
場所によっては、ベランダの天井上に吊り下げる場合も有りますので、確認してください。
これらの事を確認しながら、お客様と相談しながら、お見積りを行っていきます。
エアコン本体移設工事
➊室外機から冷却ガスを閉じ込める作業を行い、配管配線を外します。
➋室外機を新設位置へ移動 設置
➌エアコン本体取り外し
➍新設場所にエアコン取付パネル設置
➎取付パネルへエアコンを取付
エアコン移設の注意点
年式の高年式は、移設作業のリスクを、あらかじめ、お客様へ説明しておく。
配管の銅管は一度設定するとクセが付いて曲げにくく、折れてしまう可能性が高く、既存配管を使うのではなく、配管の新規設置をご提案した方が安心です。
設置場所の条件、エアコンの状態にもよりますが、だいたい3時間くらいで移設は可能です。
今回も、信頼できる電気専門協力業者さんに、お願いして施工完了しました。