玄関ドアが、上手く閉まらない!

【便利屋 お困り事 解決レポート】

便利屋へのお困りごとの、ご依頼です、玄関ドアに傘が挟まり、気が付かずにドアを思いっきり閉めてしまい、その反動で玄関ドアの丁番が曲がってしまい、傘を退けても、ドアが上手く閉まらなくなってしまった、このままでは、玄関の鍵もかけれないし夜も気になって眠れないとの、お困りごとの、ご依頼を頂きました。写真の矢印部分がドアを支える丁番部分で、玄関ドアは上・下・中と3か所に部品が有るのが一般的です。それが、なんらかの事情でこの部分が1個でも曲がったり、故障したりしますとドアの開閉機能に支障が出てドア下を床にこすったり、ドア自体も、うまく閉まらなくなったりして日常に支障が出ます。

■丁番の修理方法

ドアの丁番を修理する方法ですが、大きく2種類の修理方法が有ります。まず同じサイズの丁番部品を探して部品を取り寄せて丁番部品を交換します。この場合、高年式で廃盤になってるドアや倒産メーカーの丁番は、取り寄せも難しく修理までの時間もかかります。早くある程度、修繕する方法が有ります。ドア修繕修理工具で「丁番起こし」が有ります。これを使用すれば、曲がった丁番を正常に近く調整することが簡単に出来ます。

 

「丁番起こし」の使い方

曲がった丁番に丁番起こしを被せるように、セットして、丁番が真っ直ぐになるように、少しずつ力を入れて丁番を曲げて行きます。ドアが上にあたる場合、下にあたる場合で曲げる方向が異なりますので、丁番起こしの取り扱い説明書をご覧ください。

■「丁番起こし」が障害物で入らない場合の対応

まれにドアの設置位置の関係で「丁番起こし」が壁に当たって入れる事が出来ないケースもあります。その場合は、ドアを外して丁番個体づつ調整する方法も有ります。ドアの外し方は、ドアクローザーが付いていれば、外してからドアを持って上に上がるとドアが外れます。2人でやれば効率がいいです。

■丁番修正のコツ

丁番修繕の極意は、一気に力を入れすぎない事、丁番も金属です、曲げたり伸ばしたりを繰り返すと、どうしても耐久性が落ちて行きます、コツは少しずつ曲げては、ドアを閉めて見る あわてずにこれを繰り返して少しずつ修繕していく感じです。有る程度修繕できましたら、油スプレーで丁番本体を潤滑させておいてください。

■まとめ

ドアが故障する事は、意外に多く有ります。丁番を新品に取り換えてもいいのですが、その場合は時間もかかりますので、「丁番起こし」も1本緊急用として、用意しておいてもいいと思います。