本日のご依頼は自動お掃除機能付エアコンをクリーニングして欲しと言うご要望です。
気温が暖かくなり、エアコンを掛けると、嫌な臭いが・・・
あなたにも、経験有りませんか?
これは、エアコン内部にカビやホコリが蓄積していて、それがスイッチを入れた瞬間に風の吹き出し口から飛び出し、悪臭をもたらしています。
小さなお子様や抵抗力の弱ってきた、ご年配のお部屋にエアコンには気を配って上げてください。
先日、エアコンクリーニングしたお客様が、今まで、なんともなかったのにエアコンを掛けるようになってから、くしゃみが止まらなくなり、肌が、かゆくなってきたので、病院へ行ったらアレルギー症状の鼻炎です」と診断され 原因ととなるカビがお部屋に有るので、きれいに掃除して下さいと先生に言われたらしく、その方は、毎日、お部屋の掃除をしたけど、症状が良くならない。相談を受けてエアコンクリーニングを、することにしました、クリーニング後、症状は みるみる良くなったそうです。
今まで、あまり気にもしなかった、エアコンからの嫌な臭い、実は全てカビなんです!
今は、何ともなくても突然、アレルギー症状が現れる可能性が有ります、お気をつけください。
今回ご依頼の自動お掃除機能付きエアコンですが、一般的なエアコンと比べ、冷気を作るアルミフィンの前に、フィルターをお掃除する機能が付いています
通常タイプのエアコンと比べ、一手間多くなりますので、料金¥5000円プラスしていただいてます。
とは言え、エアコンもメーカー・製造年月日によっても、構造が違いますので、清掃前に下見して、調べてから訪問した方が、焦らずに済みます。
さあ エアコンクリーニングを始めます まずは事前準備が重要です
エアコン半径1m以内には、物が無いようにします。
エアコン前に脚立を立てて、作業を行うので、事前 エアコン下の家具類は移動させておきます。
カーテンも外すか、左右どちらかに寄せてください。
壁にカレンダー等、貼ってあったら外しておいた方がいいでしょう。
エアコンクリーニングは、洗浄液や、すすぎの水を高圧洗浄機で吹き付けます どうしても、水滴が多少飛び散りますので、万一を考えて濡れて染みになりそうな物は、トラブル回避の為に遠ざけて下さい。
エアコン下に防水シートを隙間なく敷き詰めて、脚立を設置して、OKです
①エアコン上部カバーを上に持ち上げるようにして丁寧に取り外します。
これは上部パネルを上に上げて引き抜く感じで脱着できます
続いて、エアコンフィルター ホコリ貯めBOXを外します。
すべて、外せたら、エアコンクリーニング時 電気が本体に流れると、配電盤が故障する可能性が高くなりますので
③電源コンセントを抜いて下さい。
④エアコン本体 下部の吹き出し口のルーバーを外します。
外し方は、メーカーにもよりますが、真ん中の支え部分を、抜いて左の差し込みから抜いて外すと外れやすくなります。
⑤エアコン本体カバーのネジを外して、本体を外す準備をします。
外したネジは、どの部分のネジか解るように、100円均一で仕切りの沢山ある、薬ケースを準備しておくと、便利ですよ。
⑥エアコンカバーのネジをすべてを外したら、本体カバーを外していきます、エアコン上部にある、引っ掛かり部分を、押して外して 上部からカバーを外していけば、外しやすいです。
⑦カバーが外れたら、自動お掃除機能が見えてきます。
次にエアコンお掃除機能の取り外しです 右端のアルミBOXの蓋を開けて、お掃除機能配線を外していきます。
お掃除機能カバーを外します カバーを配線で繋いでるコードをコネクター(接続部分)を手繰り寄せ、配線を摘まんで、コネクターを外していきます。
色んな部分に付いてるので、注意して見て外してくださいね。
配線接続部、コネクターは、両サイドを摘まみながら、引き抜きます、組み立てる時に、忘れないように、外す前に写真を撮っておく事を、お勧めします。
⑧自動お掃除機能カバーを、つなぐ配線をすべて外したら、カバーの下から、持ち上げるて外すとカバーが外れやすいです。ようやく、掃除するアルミフィンが見えてきました、写真の通り向かって右に、温度センサーが付いてる機種は、外しておいてください。
右のアルミケースに、電気の配電盤が隠されてます、ここに水が、掛かるとエアコンが故障するので、気を付けてくださいね。
⑨エアコン上部に、洗浄カバーをささえる、L字アングルを、上から差し込んで、固定します。
これは、カバーを掛けた時の骨組みの役目をしてくれます。
⑩いよいよ、エアコン高圧洗浄のこ準備を整えます。
エアコン高圧洗浄本体 エアコンアルミフィン洗浄液タンク 洗浄液を、すすぐ 水のタンクを用意しておきます。
タンクは、ホームセンターで購入した、ウォータータンクを使用してます。
タンクと高圧洗浄機の設定は、ケースの中で、行ってください、 万一ホースが外れて,水が漏れても、床に水滴が付かない、配慮をして上げてください。
⑪エアコン下の壁クロスに水滴が付いて、シミにならないように、エプロンを取り付けます。
注意:エアコン下の隙間から水が漏れてこないように、隙間なく設置して下さい。
⑪エアコン上部にカバーとの隙間から、水滴が漏れないようにタオルを敷く
右側の電気配電盤に、タオルを引いて、その上から、マスカーを貼り付け、配電盤自体を包み込むようにします。
出来ましたら、エアコン吹き出し口下に、マスカーテープを貼り10cm位の長さで、切ります。
⑫水滴予防のマスキングが出来ましたら、エアコンお掃除カバーを本体に包み込むように、取り付けます。
カバーホースを水受け取れるように、室内にバケツへ設置します。
仕上げに、外の室外機側に本体の水滴を外部に流すために有る、ホースにもバケツを設置します。
清掃時に出るアルミフィン洗浄液は、植物に有害です、しっかりと受け止めて、大事な植物を枯らさないようにしましょう。
⑬高圧洗浄機のスイッチを入れていよいよ洗浄開始です、洗浄の仕方の基本は、上から下へ 洗浄していくのがセオリーです。
カバー隙間から、水が飛び出さないように、ノズルを操作して下さい。
アルミフィンの洗浄が、おおむね終われば、次はエアコン吹き出し口です。
吹き出し口奥の風を送るファンが、回転するようにノズルの向きを調整して、フィンを回しながら汚れを、吹き飛ばしていきます。
洗浄タンクが無くなって、洗浄が完了したら、すすぎの水道水の入ったタンクに切り替えます。
すすぎの水の量は、洗浄液の約1.5倍多い水の量で、行います。
注意:アルミフィンに洗浄液が残ると、アルミフィンが錆びつくので、入念にすすぎを行ってください。
仕上げは、エアコン本体内部に発生した水を受ける、受け皿に、まだ洗浄液が残っているので、それを、外のドレンホースから、ドレンホースクリーナーを取付、残っている洗浄液を吸い出します。
ここまで、出来れば、後はクリーニングカバーを外して、今度は、組立ですが
その前に分解したパーツのクリーニングをします。 フィルターやエアコンカバーなど、配線が付いてないパーツは、水洗い出来ますので、外の散水栓の水道を使わせてもらったり、マンションなら、浴室をお借りして ブラシできれいにクリーニングしておきましょう。
⑭それでは、やっと組立に入ります、簡単に言えば、先ほどの分解の要領で組み立てていけば、簡単です。
組立注意点
・ネジも箇所によって長い短いが有る場合が有ります。
・カバーなど、カチッと音がするまで、しっかりと、ハメてください。
⑮組立が終われば、最後にリモコンをクリーニング、他社は余りしてませんが、実は、リモコンはいつも見ます、これが綺麗になっているのと、なっていないのでは、印象がだいぶ違います。
仕上げは、コンセントに電源を入れて、正常にエアコンが機能するか確認してください。
万一、エアコンが動かない状況の時は、あわてず、配電盤とお掃除機能との接続が、キチンと付いてるか確認してください。
それでも、起動しなければ、製造メーカーへ相談して下さい。
エアコンクリーニングをマスターするメリット
今や、家庭にエアコンが無い所は有りません、夏から冬にかけて需要が、最も多いアイテムです
最初は難しいかもしれませんが、マスターすれば、単価も高く利益率もいいので、大手では、1台 20000円以上でクリーニングしてます、それだけ故障のリスクも有りますが稼げる仕事と言えます。
まずは、通常エアコンクリーニングをマスターしてから、ロボ付エアコンクリーニングをマスターしていけば 安心出来ると思います。
自動お掃除機能付エアコンクリーニング当社売上
・ロボ付エアコンクリーニング ¥15800-
・オプション 防カビコート ¥3000-
・オプション 室外機クリーニング ¥6000-
合計売上 ¥24800(税別) 所要時間 約4時間(オプション込)