カビについて知っておきましょう

【家事代行 知っておきたいカビについての豆知識】

浴室や冷蔵庫、窓ガラス・押し入れなどカビは、湿気が大好き、しかしカビを、そのままにしておくと体調不良や、お家その物を朽ちさせてしまい悪臭を放ちます。そんなカビの事を知って、予防して掃除する知識を身に着けてまいりましょう。カビは微生物の一種で、条件が揃えば凄い速さで繁殖するやっかいな物です、それだけに、カビが繁殖しやすい条件を知ってカビを予防する事が大切です。

●カビが好む4つの環境

1、空気が有るところ
2、栄養源が有るところ
3、湿度が20~30℃あるところ
4、湿度が70%前後有るところ

●カビを増やさない為に

・換気を小まめに、水分を残さない、朝起きたら窓を開ける、キッチンや浴室を使う時には換気扇を回すなど、こまめに換気をして室内の換気を良くします。
・持ち運べる除湿機を利用する。冬場はガラス窓の近くとか季節合わせて置き場所を変更できるのがいいです。
・エタノールで消毒・殺菌してカビ予防、カビを生えにくくする為には、生えそうな部分を消毒殺菌してカビを予防するのが有効的です。霧吹きに入れてスプレーして拭き取るだけで大丈夫です。

●冷蔵庫 カビ予防

・冷蔵庫内は扉のパッキン部分や冷凍庫の隅っこなど、気が付かない内にカビが生えています。まずカビを取り除き、消毒用エアノールで殺菌してカビを予防してください。

●まな板・三角コーナー カビ予防

・まずキレイに洗って、塩素系漂白剤に浸しておきます。こびり付いた汚れも取れ、シッカリと乾かせば、カビの予防も出来ます。

●キッチンシンク カビ予防

・シンク下は、湿気や油汚れでカビが生えやすい環境です。予防が必要です 中性洗剤を全体に吹きかけ熱湯で絞った雑巾で拭き、清掃後は扇風機で乾燥させておきましょう。

●居間・押し入れ カビ予防

・押し入れは、湿気が溜まりやすいので、すのこを床に敷き下に新聞紙を3~4枚を敷いて週1回程度交換します。畳はカビ取り洗剤を使うとイグサが変色するので、オキシドールで拭き取り、乾燥させましょう。

●浴室 カビ予防

・タイルの目地、カビが生えやすい場所です。まずカビ取り剤でカビを取り除き、ロウソクのロウをタイルの目地に擦り付けて、塗ります ロウが水をはじきカビが生えにくくなります。浴室を使ったら浴室換気扇や浴室窓を開けて換気を良くしましょう。

●玄関下駄箱 カビ予防

・雨の日に履いた、濡れた靴は乾くまで、下駄箱に入らないでください。濡れた靴に新聞紙を詰め込んで、乾燥させます。下駄箱内は定期的に扉を開けて換気を良くしてください。短時間で済ませたい場合はドライヤーを用いても効果的です。

●注意事項とまとめ

・カビは細かな粒子です、掃除機でカビを吸い取るのは危険です。掃除機でカビを吸い取ると、粒子が掃除機の排気口から、空気中にバラまかれ呼吸と同時にカビを体内に入れる事となります。昨今、カビを長時間吸い込んだ生活を続けていたことにより、カビアレルギーになる方が増えています。ただのカビと思わず、日頃から予防が必要です。

遺品整理の仕方 第一章