【便利屋 サービスが知ってると得する接着剤の使い方】
接着剤を買ってきて、いきなり接着剤を塗り始めている、あなた、ほんの少し下準備するだけで、もっと接着剤の性能が上がり、簡単に外れなくなり、耐久性が向上するんです。
【仕上がりに差を付ける道具を揃えましょうSTEP1】
●紙やすり
接着前の下地処理用と、充てん補修材の表面仕上げ用に使用します。
●塗料薄め液・消毒用アルコール
接着面の油分を落として、接着剤の接地面の接着力を上げます。
●ゴム手袋
エボキシ樹脂系接着剤やシーリング剤は皮膚に付着するとかぶれることがあるので、着用が望ましいです。
●マスキングテープ
あらかじめ、補修部分の刃に出しそうな廻りに貼って、充てん剤のはみ出し汚れを防止します。
●ヘラ
充てん剤をスキマに、埋め込んだり、盛り上がった接着剤を平らにならすときに仕様します。
●固定具
2点以上を接着する際に、接着剤が完全に乾燥するまで、接地面を固定すると接着力が上がります。
【仕上がりに差を付ける接着剤の使い方STEP2】
タップリ接着剤を塗ればいいと言う物ではなく、また直ぐに貼ってはいけない場合もあります。接着剤の塗り方、貼り合わせ方の基本を紹介します。
●接着面全体に薄く塗る
厚く塗ると乾きが遅くなり、かえって接着力が弱くなります。但し木材・陶磁器・コンクリートなど、接着剤をよく吸収し吸い込む素材は、タップリ塗りましょう。
●瞬間接着剤は塗り広げない
接着剤の容器の先で、塗り広げると、口先が固まりやすいので注意してください。
●マスキングテープではみ出し汚れを防ぐ
ひび割れや、スキマに接着剤を埋め込む際には、事前に接着剤が付きそうな部分に、マスキングを施しておきます、作業終了後マスキングを剥せば、接着面がキレイに仕上がります。
●すき間や穴を埋めるには
チューブの先を割れ目に差し込んで、接着剤を絞り出します。大きなヒビ割れや穴はパテ状の充てん剤や接着剤をヘラで絞り込みます。
【仕上がりに差を付ける接着後の固定方法STEP3】
張り合わせたら接着剤が完全に固まるまで手を触れない、動かさない事が大切です。ここでは固定の仕方のコツを紹介します。
●接着剤が固まるまで押さえておく
木工用など固まるまで時間が掛る場合は、固定具などで一定の力で固定して、24時間以上で押さえておきます。
●簡易的な物で固定する
接着面が乾くまで、重量の有る本とかを上に乗せたり、紐でしばるテープで固定しても効果があります。
●張り合わせた後に押さえる
瞬間接着剤と合成ゴム系接着剤は、一度張り合わせたのちに、強く押さえて接地面を馴染ませます。
●早く乾かせる方法
日当たりのいい場所や、暖かい場所に置きます。寒い時期や雨の日はドライヤーで接着面を温めると早く乾きます。
【まとめ】
接着剤が完全に固まるまでは、触ったり動かしたりは厳禁、接着剤の説明書に書かれてる固まる時間を参考にして下さい。季節や場所によって固まる時間が違うので注意しましょう。