お客様からの、お問合せで、「浴室から生臭い臭いがするので、排水口を
掃除してみたが、臭いが止まらない」困っている、と言う内容で問合が有りました。
ん~ 昔の浴室で臭気防止の為のトラップが、付いていないのだろうか?
「失礼ですが、排水口に水は、溜まっていますか?」
「はい 排水口に常時水が溜まっていて、掃除しにくいです」
なるほど~ トラップは付いてるようだ。と 言う事は??
「原因を見つけに、うかがわせて、頂いていいでしょうか?」
当然、見に行くことにしました。
ん~ 密閉出来る浴室で、外部からの侵入臭気でも無く、しかも臭気上がりしない為のトラップが付いている浴室で・・・臭気事件! ん~実に面白い!
では事件解決といきますか。
[現場検証]
築10年くらいのシステムバス、掃除も行き届いていて、綺麗です。
排水トラップにも水が張ってます。
これでは、臭気が上がってくる隙間も有りません では、なぜ臭いが?
事情聴取をしてみると「お風呂を使う前は、臭いは余りしないのですが、お風呂に、一人目が入り二人目が入ろうと、入り口ドアを開けると、臭気が浴室に漂ってきます」なるほど・・・・と言う事は
犯行は、お風呂に一人目が入り、二人目が入る前に臭気を付けて逃げたと
言う事ですね!!
なんと素早いヤツですね(笑)
もう一度、異臭現場の浴室を見てみましょう。
一見 きれいに見える、浴室ですが・・・
①浴室エプロンを外して見ると あ!激カビ
②排水トラップ内の「封水筒」と言う水を止める役割のパーツを外して、掃除していない為 ヌルヌルヘドロが、こびり付いています。
③鏡のしたのカバーを外して見ると、あ~~激 激カビです。
一見きれいに見える、浴室も3か所の見えない所にカビが大発生していました。
このカビが原因で、浴室が乾いてる時は、カビ臭さが少なく、浴室を使う事で、
カビの好きな湿気を取り込み、臭いが浴室に、こもったとみられます。
分解クリーニングを行って、見事 異臭事件解決となりました。
浴室クリーニングを依頼されましたら、お客様が、日頃できない箇所も分解してクリーニングして差し上げて下さい。
その時に、臭いの豆知識も教えてあげると、喜んでいただけますよ。