家事代行の為の遺品整理マニュアル

遺品整理とは

遺品整理とは、ご遺族が亡くなった方の残された身の回りの品々を整理・片付・清掃作業全般を指します。
故人が生前に使用していた部屋や家の中を片付ける行為で、品物を分類し、処分・保管・形見分けなどを行います。遺品整理をするのに特に資格や免許は不要です、ので家事代行サービスの遺品整理は、お客様に寄り添い整理から清掃まで、ご遺族の思い出を大切に残しながら行うことを心がける事が重要と考えます。

家事代行サービスの遺品整理に対する役割

家事代行サービスは、どの業者様よりも、お客様のお宅に密着してサービスを提供しています。
その為、家事代行サービスは家族介護の家事代行サポートや高齢者の家事代行サービス提供から、自然と遺品整理のご依頼を頂く事も少なくありません。
しかし現状は知識がない事からと言う理由で、せっかくの依頼をお断りしてお客様からの信頼を無くしてる家事代行店も少なからずあります。
そんな家事代行店オーナーへ遺品整理の知識を、お伝えしたいと思い、このブログを作成しましたので、お役立てください。
私は、以前 便利屋時代に「遺品供養士2級」を取得しており、これまでの実務経験と知識から「家事代行の為の遺品整理」をご提案いたします。

遺品の区別すべき物

  • 形見:  貴重品や故人の思い出の品など、手元に残しておくもの。
  • 再利用: リサイクル可能なもの: まだ使える家具や家電などを、売却・譲渡・寄付するもの。
  • 廃棄するもの:  明らかな不用品や故人の私物で残しておかないもの。
  • 不要品の処分:  廃棄するもの、リサイクルするものなどを適切に処分します。
  • 形見分け・供養:  遺族や親しい人たちで形見分けをし、必要に応じて供養を行います。

 

遺品整理のタイミング

明確な期限はありませんが、四十九日の法要後や相続税の申告前など、区切りの良いタイミングで行われることが多いです。

 

遺品整理を行わないとどうなるか?
  • 賃貸物件の場合、家賃や光熱費などの支払いが続き、経済的な負担が増えます。
  • 遺品を放置したままだと、遺された品々の管理が行き届かず、不衛生になる可能性があります。
  • 残されたご遺族が、過去に縛られて前向きに生きていけない。

 

1. 準備と情報収集
  • 遺言書の確認: 故人の遺言書やエンディングノートがないか確認します。
  • スケジュールの設定: いつまでにどこまで整理するか、計画を立てます。
  • 道具の準備: 分別用のかご・段ボールやゴミ袋、軍手、清掃用具などを用意します。
  • 相続人の合意: 財産に関わる遺品は、相続人全員で話し合ってから着手します。

 

2. 貴重品と重要書類の捜索・仕分け 故人の財産に関わる重要なものを優先的に探します
  • 金銭・貴重品: 現金、預金通帳、印鑑、有価証券、貴金属、骨董品など。
  • 重要書類: 権利書、保険証券、年金手帳、契約書、遺言書など。
  • 思い出の品: 写真、手紙、日記、アルバムなど。

 

3. 遺品の分類(仕分け) 
 貴重品を除いた遺品を、以下の3種類に分類していきます。
  • 残すもの: 形見分けする品、手元に残したい思い出の品など。
  • 処分するもの: 明らかに不要なもの、劣化しているものなど。
  • 保留するもの: 判断に迷うもの。後で改めて検討します。

 

4. 不要品の処分と清掃 
  • 処分: 袋に入るものは自治体のルールに従ってゴミを分別し、処分します。
  • 買取: 価値のある骨董品やブランド品などは、リサイクル業者や専門の買取業者に相談します。
  • 供養: 神棚や仏壇、故人が大切にしていた人形などは、お焚き上げや供養を検討します。
  • 清掃: 整理が終わった場所を清掃します。

 

5.遺品整理の実践方法

①事前に相談しておく

・いつまでに、どこまで遺品整理していいのか?
ご依頼者と相談して予定をしておきましょう。
・遺品整理は長期間になる場合も有りますので、ご遺族様の意向も聞いて、大まかな終了期日を決めておきましょう。
・処分業者・買取業者等 協力業者など事前に手配しておきましょう。


②当日 スタッフ一同で、ご位牌へ合唱
・遺品整理させて頂く事を誠意をもって仏様へ
お伝えします。
・作業前、作業後に、ご位牌に手を合わせる事で
ご遺族の方へも誠意が伝わります。


③遺品を仕分けしていただく
・焦らせず、かごを3つ用意してスピーディーに
行っていきましょう。
・物品の仕分けは、ご遺族でなければ出来ません。仕分け中に思い出に浸られても、焦らせることなく根気よく手助けして差し上げましょう。


④廃棄物の手配
・小物や衣類は買取業者でも売れない場合は
廃棄物として処理します。
・各自治体の廃棄物処理法にのっとり自治体の
ルールで廃棄します。
・タンスなどの大物は事前に産業廃棄物・
一般廃棄物許可業者にて収集運搬を依頼しておきましょう。


⑤原状回復 お掃除・整理
処分するべき物や残す物が決まれば、原状回復を始めましょう。
家事代行の整理収納・お掃除力を生かしてお部屋を綺麗にしましょう。

お客様へ買取業者の提案

不用品は、なるべくならお金を掛けたくないし、出来ればお金にしたい、誰でもそう思います。
であれば、お客様にリサイクルの提案をしませんか?

価値の有りそうな品は、メルカリやヤフオクに出品してもいいし 下記で紹介するようなネット買取店に売却して早く現金にすることも可能です。

お客様には、手数料を頂き不用品をおカネに変えて喜んでもらいましょう。

 

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家事代行の為の遺品整理 まとめ
遺品整理は、その道の専門業者も、遺品整理を得意とする便利屋さんも存在します。
ですが、私は家事代行サービスでなければ出来ない、遺品整理サービスが有ると考えています。

それは家事代行のメリットである、お客様のお悩みを伺って解決したり また、お客様のお気持ちに寄り添うサービスを行ってます。
さらに、遺品整理に必要なご遺族に対しての思いやりや整理収納やお掃除力が発揮できると思います。

しっかりと遺品整理の知識を身に着けて家事代行である能力を発揮してお客様へ喜んでもらってください。