DIY 目的と素材に合わせた工具の使い方

【便利屋のDIY基礎知識】

便利屋サービスのお仕事には、プチリーフォームや修理修繕が有ります。正しい知識と工具の使い方を学んで、作業の効率化を向上させて、お客様に喜んでもらってください。

■レンガの加工

レンガで花壇などを作る際、段ごとにレンガを互い違いに並べる為には、両端のレンガを半分に割る必要があります。そんな得、タガネとハンマーを使いレンガを簡単に半分に割る事が出来ます。

➊レンガ表面の切断したい箇所に鉛筆で線を引きます。

➋線に垂直にタガネを当てて、ハンマーで軽く叩いて溝を作ります、レンガ4面すべてに溝を入れたら、仕上げに強い力でレンガを叩いて、一気に半分に折ります。

■タイルの加工

水まわりの壁や床に張り付ける陶製のタイルは、施工場所の面積に合わせてサイズを調整しなければなりません。専用のタイルカッターが有れば簡単にタイルを切る事が出来ます。

タイルカッターは、タイルの表面を削つて浅い溝を掘る為の道具です。溝堀したタイルは、力を加えると割れます。
➊タイルの表面にタイルカッターで溝を掘ります。直尺をガイドにして、タイルカッターを何回か滑らせてガリガリと削ります。
➋反対側のツメではさみ、ゆっくりと力を入れればタイルが割れます。もし1パツで割れなければ、ムリせず、再度カッターで溝を深く掘ります。

■塩化ビニールを加工する

雨樋や排水パイプの素材として使われている塩ビ管は、専用のノコギリを使って切断します。壊れた雨樋の補修や排水管の修理などにこの加工作業が必要になります。

塩ビノコギリを初め、アクリルや樹脂素材を切断するためのノコギリです。木工用ノコギリと比べて、刃の間隔が狭いのが特徴です。

使い方は、木工用ノコギリと同じで、塩ビパイプに切る場所の印を行い、通常のノコギリと同じ様に引いていきます。もちろん木材と違う点は、刃のきめが細かいので切れるスピードが遅いです。

■金属を加工する

鉄パイプや金属の板は、金属専用のノコギリで切断加工することができます。フレームに刃を渡した弓のこが、一般的です。金切のこが1本有ると、工作や粗大ごみの解体に役立ちます。

金切りノコギリ、金属を切断するためのノコギリです、鉄ノコとも呼ばれ、木工用ノコギリと違い、ノコギリを押すときに金属が切れて行きます。切断面が荒くトガッタ張りと呼ばれる、ギザギザが残りますので、棒ヤスリなどで切断面を滑らかにしてから、使用します。

■まとめ

素材・使用目的によって、加工の仕方も変わり、ノコギリも専用の物を使用することにより、作業も効率が良くなり仕上がりも綺麗に仕上がります。最初はなれなくても、専用工具を使用することにより、楽しみも沸いてきて、いつしか依頼された作業も楽しくなります。